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歯科用CT

歯科用CT(コンピューター断層撮影)とは、お口の周りを回転しながらエックス線を照射し、コンピューター処理によって歯や顎の骨を3次元(3D)で画像化する装置のことです。

歯科用CTを活用することで、 インプラント治療・親知らずの抜歯・根管治療(歯の神経)・歯周病診断の詳細な診断が可能になります。

放射線量については、医科用の全身CTに比べて非常に少なく、日常的に受ける自然放射線量と比べてもごくわずかであるため、身体への影響は極めて低いとされています。費用面については、保険が適用され約4,000円(3割負担時)です。

歯科用CT

3次元(3D)で
画像化

セファロ

セファロ(セファログラム)は、正式名称を「頭部X線規格写真」といい、主に矯正歯科で使用される特別なレントゲン検査のことです。

一般的な歯科用レントゲンが「歯そのもの」を映し出すのに対し、セファロは「顔全体の骨格」を一定の基準(規格)に従って撮影します。これにより、世界共通のデータと照らし合わせて、骨格のズレや歯の傾きを客観的な数値で分析できるのが最大の特徴です。

セファロ

矯正に
欠かせない
検査

マイクロスコープ

歯科用マイクロスコープ(歯科用手術顕微鏡)は、治療部位を肉眼の約3倍から20倍程度まで拡大して観察できる装置です。

これまでの歯科治療は、歯科医師の経験や勘、あるいは手探りに頼る部分が少なくありませんでしたが、マイクロスコープの登場により「暗くて狭い口の中」を明るい光で照らし、細部まで直接見ながら処置できるようになりました。

マイクロスコープを用いることで、根管治療の精密化、虫歯の早期発見と最小限の削合、詰め物・被せ物の適合性の向上が可能になります。

マイクロスコープは非常に高価な機器であり、習熟にもトレーニングが必要なため、日本国内の歯科医院での普及率はまだ10%~15%程度と言われています。

歯科用CT(3D診断)で原因を突き止め、マイクロスコープ(拡大治療)で精密に治すというのが、現在の歯科における精密治療のスタンダードとなっています。

マイクロスコープ

肉眼の
最大20倍
拡大

口腔内スキャナー(iTero)

口腔内スキャナー(IOS: Intraoral Scanner)は、お口の中を小型カメラで撮影し、コンピューター上で3次元(3D)のデジタルデータとして再現する装置です。

これまで、詰め物や被せ物を作る際に行っていた「冷たくてドロドロした材料(印象材)を口に入れて固まるまで待つ型取り」に代わる、最新のデジタル技術です。

口腔内スキャナーによって、苦しくない精密な型取り、治療のシミュレーションと視覚化、スピーディーな装置・被せ物の作製、データの長期保存が可能になります。

これまでにご紹介したCT(診断)、マイクロスコープ(精密治療)、セファロ(分析)に、この口腔内スキャナー(記録・設計)が加わることで、現代のデジタル歯科治療が完結します。

口腔内スキャナー

型取り不要
デジタルで
スキャン

オートクレーブ

オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)は、内部を高温・高圧の状態にすることで、器具に付着したすべての細菌やウイルスを死滅させる「滅菌」装置です。

歯科治療では、患者様の血液や唾液に触れる器具が多いため、院内感染を防止するための「衛生管理の要(かなめ)」となります。

これまで紹介してきた「CT」や「マイクロスコープ」が治療の精度を高めるための設備であるのに対し、オートクレーブは治療の安全性を支える「目に見えないインフラ」です。

最近では、患者様ごとにドリルを交換し、その都度オートクレーブで滅菌することが標準的なマナーとなっています。

オートクレーブ

器具を毎回
完全滅菌

Er-YAGレーザー

Er-YAG(エルビウムヤグレーザー)は、数ある歯科用レーザーの中でも、唯一「歯を削ること」や「骨を切ること」が国から認められている、非常に画期的なレーザー装置です。Er-YAGレーザーは、水に非常に反応しやすい性質を持っています。

照射すると、歯の表面にある水分に反応して「微小な爆発(フォトメカニカル効果)」が起き、その力で虫歯や歯石を弾き飛ばします。周囲の組織への熱伝導が極めて低いため、痛みが少なく、治りが早いのが最大のメリットです。

Er-YAGレーザーは、虫歯治療、歯周病治療、口内炎・知覚過敏、歯ぐきの黒ずみ除去、インプラント周囲炎など多岐にわたり使用できます。

また、痛みが非常に少ないため、多くのケースで麻酔なし、あるいは少量の麻酔で処置が可能で、照射した部位が同時に殺菌されるため、術後の感染リスクを減らせます。

Er-YAGレーザー

痛みが
少ない
レーザー治療

3Dプリンター

歯科用3Dプリンターは、デジタルデータをもとに、歯科治療に必要な装置や模型を光造形などの技術で立体的に造形する装置です。

「口腔内スキャナー」で取得したお口のデータや、「歯科用CT」の3Dデータを活用し、矯正用マウスピースやインプラント手術用サージカルガイド、被せ物をデジタルで精密に、かつスピーディーに作製できるようになりました。

3Dプリンター

デジタルで
精密に
スピーディー

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